.NET Frameworkメモ

サイド・バイ・サイドによりCLRバージョンを指定するには?

アプリケーションのバージョンの管理

.NET Frameworkのバージョン管理
.NET Frameworkは複数のバージョンを同じマシン上で動作させることができる
 →Ver1.0、Ver1.1、Ver2.0の混在が可能(サイドバイサイド)
 →アセンブリにどのバージョンでコンパイルされたかが記録されるため、実行時には適切なFrameworkのバージョンが選択され、その上で実行される
 →構成ファイルで実行時にバージョンの指定(優先順位)を設定する事も可能

.NET Framework(Webアプリケーション)のバージョン管理
ASP.NETについては、Webアプリケーション毎にどのバージョンで実行するかを設定する必要がある
 →Aspnet_regiis.exeを使って設定する
 →Ver2.0ではIISの管理ツールから設定の変更が可能

■.NETアプリケーションの動作Consoleアプリの実行
アセンブリがメモリ上にロードされる
 →このとき、セキュリティの確認が行われる
アセンブリのエントリポイント( Main メソッド)がFramework によって呼び出される
・メソッドが最初に呼ばれたときに JIT コンパイラによってネイティブコードに変換される
 →ネイティブコードへの変換はメソッド単位で行われる
・コード変換時に型のチェック、メモリの利用状況がチェックされる
・コード変換されたメソッドはキャッシュされ、同じメソッドが呼ばれる場合はコード変換は行われない
・Main メソッドが終了するとアプリケーションが終了する